あなたは、大切な歯を守るために、どのような方法を取り入れていますか?
「毎日、歯磨きをしている」という方も多いと思います。
では、歯磨きだけで本当に良いのでしょうか?また、その歯磨き方法は本当に合っているのでしょうか?
今回は、予防歯科、豆知識、どのような歯科医院を選ぶべきか?など、大切な歯を守るためにできることを7つご紹介いたします。
目次
毎日の歯磨きを徹底しよう
大切な歯を守るために出来ることと言えば、やはり毎日の歯磨きは、外せない項目です。
基本的には、朝昼晩のそれぞれの食後、そして寝る前の4回は行いたいもの。
食事の後は、しっかり歯磨きをするようにしましょう。
歯ブラシだけでは取ることのできない汚れもありますので、歯磨き後に、以下のいずれかの仕上げを行うこともおすすめします。
<歯磨き後の仕上げ>
- 糸ようじ
- 歯間ブラシ
- デンタルフロス
- ワンタフトブラシ(細かい部分を磨く歯ブラシ)
- 染め出し液(磨き残しや歯垢が赤く染まる)
歯ブラシにプラスして、歯ブラシ以外の道具や方法を行い、虫歯をしっかりと防いで行きましょう。
定期的に歯科医でメンテナンスを受けよう
毎日の歯ブラシに加えて、定期的に歯科医でのメンテナンスを行うようにしましょう。
目安としては、3~4ヶ月に一度は歯科医へ行くことをおすすめします。
虫歯のチェックはもちろんのこと、歯のお掃除、歯石除去など、できることはたくさんあります。
虫歯がひどくなってから、痛みが出てから、歯の黒い部分がきになってからでは、歯を抜いたり削ったりしなければならない場合もありますので、ぜひ定期的に歯科医院を訪れることをおすすめします。
<歯科医院でのメンテナンス>
- 虫歯チェック
- 歯石除去
- 歯ブラシ指導
- フッ素
- 歯垢除去
歯科医院では、多くの治療やメンテナンス方法があります。
歯科医院へ行くことをためらわずに、美容院へ行くのと同じように、気軽にそして定期的に行くように心掛けましょう。
自分に合った歯科医院を選ぼう
自分に合った歯科医院を選ぶことは、とても大事なことです。
予約を取りすぎる歯科医院、待ち時間が非常に長い歯科医院、治療が痛い歯科医など、足を運ぶことが億劫になってしまうような歯科医院では、なかなか足が遠のいてしまいます。
その間に、虫歯も進行してしまいまので、ただ近いからという理由ではなく、歯科医院選びはしっかり行いましょう。
<足が遠のいてしまう歯科医院>
- 待ち時間が長い
- 治療がやたら痛い
- 歯科医との相性が合わない
- あまり詳細な説明をしない
- 一度で済むはずの治療も何回にも分けて行う
- 予約が取りづらい
気軽に歯科医院に行けなければ、虫歯もいつの間にか進行してしまいます。
自分に合った歯科医院選びは非常に大切です。
近いからという理由だけではなく、きちんと選ぶようにましょう。
フッ素を塗る
虫歯を予防するためにフッ素を塗布することも、効果的です。
フッ素は、唾液に含まれるミネラルの沈着を促進し、再石灰化を助けます。
そして、歯の質を強くして歯を溶けにくくし、酸の生成を抑える働きがあります。
<フッ素の効果>
- 酸の生成を抑制
- 再石灰化の促進
- 歯質を強化する
歯磨きだけでは、どうしても虫歯を予防することは難しいので、フッ素も取り入れてみることをおすすめします。
5.ホワイトニング
虫歯のない歯にホワイトニングを行うことで、虫歯になりにくくなりますし、歯も白くなります。
ホワイトニングには、家庭で行うホームホワイトニングと、歯科医院で行うオフィスホワイトニングがあります。
<ホワイトニング>
- ホームホワイトニング…自宅でできるホワイトニング。少し時間が掛かるが、安価。効果は1~2年持続する。
- オフィスホワイトニング…歯科医院でできるホワイトニング。即効性があるが、少し高額。
6.歯のクリーニング
歯科医院では、必ず歯のクリーニングを行うようにしましょう。
歯ブラシでは届かない場所も、お掃除してくれますし、歯垢や歯石もきれいに除去してくれます。
また、歯のクリーニングが終わると、ほとんどの歯科医院では、歯のブラッシング指導が入り、正しい歯ブラシの方法を教えてくれます。
かならず、歯科医院を訪れる際は、虫歯がなくても歯のクリーニングは受けるようにおすすめします。
7.歯周病予防
歯と歯茎の間の歯垢をきちんと除去することで、虫歯、歯肉炎、歯周病は予防することはできます。
歯磨きだけでなく、歯茎もきちんとケアして、歯周病を予防していきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、大切な歯を守るために出来ることについてご紹介いたしました。
まずは、毎日の歯のお手入れを習慣化し、定期的に歯科医院へ足を運びメンテナンスを受けるようにしましょう。
メンテナンスと言っても気負わずに、歯磨き指導、歯のお掃除、虫歯チェックなど気軽な感覚で行くことをおすすめします。
虫歯になってからではなく、予防という観念から考えるようにすると良いでしょう。
また、歯科医院選びも大切ですので、近いからという理由ではなく、きちんと歯科医院選びも行いましょう。