みなさんは最近話題のセルフホワイトニングを体験したことはありますか?
セルフホワイトニングは費用も安く気軽に行えるホワイトニングとして知られています。
そんなメリットの多いセルフホワイトニングも、きちんと効果を分かった上で施術をしないと後悔してしまうことがあります。注意点と効果をきちんと理解した上で、満足できるホワイトニングを行いましょう。
ここではそんなセルフホワイトニングのメリットやデメリットなどをまとめてみました。
セルフホワイトニングをやってみたいと思っている方はぜひご参考になさってみて下さい。
目次
セルフホワイトニングとは
そもそもセルフホワイトニングとは医療機関でないサロンなどで歯を白くするもので、エステサロンや美容院などに併設されていることが多いです。
医療機関で行うホワイトニングとは大きく異なり、スタッフによる説明はありますが、施術はスタッフが行う訳ではありません。自己責任でスタッフの説明を受けながら行うため、セルフホワイトニングと呼ばれています。
クリニックのホワイトニングと比べると、リーズナブルで短時間に行うことができ、痛みが無いことが特徴となっています。
実際に行った方の中には、「何回も通ったけれど白くならなかった」「安いけれど白くならなかった」という方もいらっしゃいます。
セルフホワイトニングの施術の流れ
では、セルフホワイトニングの流れとはいったいどういうものなのでしょうか。
①施術前の歯の色をチェックし、色見本を見ながらチェックしていきます。
②ブラッシングを行いますが、電動ブラシを使ったり、専用の歯磨き粉を使って行います。
③リップを塗り、唇や頬の粘膜が歯に付かないようにするための開口器を付けます。これによって、ホワイトニング用の薬剤が粘膜についてしまうのを防ぎます。
④歯の表面についた水分を拭き取って薬剤を塗布していきます。
⑤LEDライトを照射します。
⑥所定の時間ライトを照射したら、口をゆすいで仕上げ磨きを行ったら終了で、最後に色のチェックを行います。
サロンによって流れは異なりますが、基本的には以上のような施術の流れになっています。一見難しいように感じますが、スタッフからきちんと説明があるため安心してホワイトニングを行うことができます。
セルフホワイトニングのメリット
白さが自然
歯の汚れや黄ばみを光触媒の効果で浮き上がらせるため、もともとの歯の色によっても変わりますが2~3トーン程度白くすると言われています。また、漂白剤で白くするわけではないため、真っ白ではなくナチュラルな白さに仕上げることができます。
このセルフホワイトニングなら1回の施術で効果を実感できますが、最初のうちは1~2週間に1回程度行い、その後も月に1回程度続けることによってより白さを維持できるでしょう。
費用が安く済む
セルフホワイトニングは人件費がかからず設備にもコストがかからないので、クリニックのホワイトニングと比べるとかなり料金が安いことも大きなメリットでしょう。
一般的に1回につき5千円程度のところが多いようです。
痛みがほとんどない
クリニックで使うような強力な薬剤を使用するとしみることや痛みを感じる可能性あります。セルフホワイトニングは効果は優しいですが、その分痛みがほとんどないのがメリットです。
セルフホワイトニングのデメリット
業者をきちんと見極める必要がある
クリニックとは違い、少ない資金で誰でも開業することができるので、全ての業者で安心してホワイトニングできるとは限りません。
クリニックのように広告規制もないので、中には誇大広告を行っている業者もあるようです。
料金を確認し、取り扱っているものが安全なものかどうかを事前にしっかりと確認して業者を見極めることが大切です。
手間がかかる
サロンに行ってもご自身でホワイトニングを行うのは面倒と感じる方も多いようです。
そういった場合にはサロンで使用しているような薬剤を自分で買って施術する方が気軽かもしれません。自己責任にはなりますが、メタリン酸やポリリン酸が配合されたものがインターネットなどで購入することもできます。
自分で行うのは面倒で手間を掛けたくない方にとってはセルフホワイトニングは面倒に感じるかも知れません。
白くなる保証がない
効果がほとんど感じられない可能性があることもデメリットの一つです。
効果には個人差があるので、ハッキリとは言えませんが、安全に、確実に歯を白くしたいという方はクリニックでのホワイトニングがおすすめです。
トラブルに対処できない
ご自身で施術を行うため、万が一トラブルが起きたとしても自己責任となることをきちんと理解した上で施術を受ける必要があります。
スタッフも歯や口の中のことに関して医療知識が無いことがほとんどであるため、万が一トラブルが起きてしまった際に対応しきれない可能性があります。
セルフホワイトニングを行う際の注意点
それではセルフホワイトニングを行う際に、どのようなことに注意を払えばいいのでしょう。
口の中の状態を確認する
医療従事者が不在のサロンでは、セルフホワイトニングを受けられる歯かどうかを判断するのは自分自身です。
開口器が当たる箇所に口内炎がないか、ホワイトニングをする歯が虫歯でないかということだけでなく、歯ぐきの状態がどうなのかもしっかりチェックしてから行うようにしましょう。
心配事がある場合には歯科医師に相談してから行いましょう。
施術後はしっかり口の中をゆすぐ
いくらセルフホワイトニングで使用する薬剤が医学部外品とは言っても、口の中に薬剤が残ったままでは口内に悪影響が出る可能性があります。
しっかりと薬剤が洗い流すためにも、口の中をしっかりゆすぐようにしてください。また、施術後の歯磨きも丁寧に行いましょう。
トラブルが起きても自己責任
施術をしている間なんらかのトラブルが起きた場合、自分で施術しているため自己責任になります。
お口の中の状態をしっかりと確認した上で施術後のケアを行い、施術している間もトラブルが起きないように慎重に施術しましょう。
まとめ
最近広がりつつあるセルフホワイトニングについてお伝えしました。
白くならなかったりトラブルが起きてしまうリスクを考えると、クリニックでのホワイトニングが安心です。白く美しい歯を手に入れたいという方は、是非ご相談ください。